コスプレイヤーさんがポートレートモデルとして撮影会に参加されることが多々あります。
元々写真に写ることが好きな人なので、ある意味自然な流れなのかもしれませんが、私からすると「ちょっと考えてほしいこと」があります。
それは、「コスプレ撮影とポートレート撮影の違い」です。
コスプレ撮影は、加工ありき、歪み修正バリバリ、炎をバックに、飛んでいるように角度補正もガッツリ入るはずです。
対してポートレート撮影は、そこまでの加工をすることは少なく、むしろ背景との調和、光の具合やトーンカーブを調整するなど、撮影したそのものを活かすレタッチをしていくはずです。
少なくとも、私にとっては「レタッチ≠加工」なのです。
コスプレイヤーさんとのやり取りで「レタッチ」という言葉を使うと、この齟齬が生じます。
今回、久しぶりにこの齟齬で嫌な思いをしました。割高の撮影会に参加して、撮影データも送って、確認のための日数をおいた挙げ句、ツイートしたら取り下げ依頼。。。
……正直、50mmで真正面から撮った写真に「レンズ歪みがひどい」って(苦笑)何を気にしているのかは十分分かりますが。。。
後学のために、私のレタッチと、本人のレタッチを両方並べてみました。
といって写真を出すとアレなので、写真だけパスワード保護しておきます。
見たい方はDMで声かけてください。知っている方にはパスワードをお伝えします(笑)
私の写真の師匠からは、肌のレタッチでさえやるな!と叱られる程なのに、こんなの出したら、ぶん殴られるかもしれません(笑)
もともとコスプレイヤーあがりのモデルさんは撮影しないようにしていましたが、今後もこの方針は変えずにいきたいと思います。はぁ〜無駄金だったなぁ。
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