イベント会場で一般の方を撮影することがあります。いつも困るのが、相手が一般の方(来場者)なので、相手の連絡先を知らないために、撮影した写真を渡せないという点です。

よく観光地とかでカメラマンが立っていて、撮影してくれた写真を個別にダウンロードできるサービスがあると思いますが、あれをどうにか再現したいなぁと思っていました。

で探してみると、こんなサービスがありました。

https://www.qlcle.info/spixd

SPIXD (スピックス)

プロカメラマンが撮影したデータを即座に共有可能にした最新の撮影ソリューション。イベントなどの撮影データにQRコードを自動的に付与し、その場でユーザーにお渡しします。SNSはもちろん、パーティーなどでのフォトブース需要にお応え致します。​

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ただ価格は要問合せ。できれば安価で構築したいという気持ちがあり、色々考えた挙げ句、次のような仕組みを考えました。

  1. NextCloudでオンラインストレージを構築(サーバが必要……私は既にレンタルサーバーを契約していますので追加費用ナシ)
  2. 配布用フォルダを大量に作成(001,002,003……)
  3. 各フォルダに共有用URLを作成→QRコード生成(ここまでNextCloud上で出来る)
  4. フォルダの名前と作成したQRコードを名刺用紙に印刷(Wordの差し込み印刷)
  5. 撮影時、初めにカード(001)を撮って、次に001で渡したい相手の写真を撮る
  6. 相手に001のカードを渡して、後ほどダウンロードできることを案内する
  7. 次の人の撮影前に002のカードを撮影し、続けて相手の写真を撮る
  8. (以降繰り返し)

この仕組みで、とりあえず自分の想定した「連絡先を知らない一般の人に、写真を渡す」ことが可能になりました。

セレクトするときも、001のカードと002のカードの間の写真が001で渡す人なので、分かりやすいかなと思います。

共有用URLもパスワードを設定したり、ダウンロード期限を設けたりと自由自在です。(相手からアップロードしてもらう設定も可能)

 

あとは実運用に耐えられるか、後日実践してみたいと思います。